こんにちは
四代目、土井優慶です
G.W.も中盤、当店の営業自粛もあと数日
今までこんな変則的な営業をしたことがなかったから…なんか変な感じです
地方発送受付のためにスタッフとともに店舗にはいるのですが、駐車場にお客様が来てくれるたびにいたたまれない気持ちになります
ご不便をおかけして申し訳ありません
でも…このG.W.の他の店舗の様子を見聞きするに、営業をしているホームセンターや家電量販店はかなり混雑している様子
んー、なんとも言えない気持ちになりますね
とにかく早く終息してもらいたいものです
とはいえ、お酒はどんどん入ってきます(涙)
G.W.臨時休業明けにお酒が無くなっているお客様のために、情報発信だけはせっせとやっていきましょう☆
今回飲んだのはコチラ!!
門外不出!今まで北海道では飲めなかった!!
山口県 永山本家酒造場『貴 蔵開き限定酒 純米 生酒』
酒造りが終わるこの時期、地元のファンに向けて年に一度、蔵開きイベントを予定していた酒蔵さんがけっこうあります
この『貴』を造る永山本家酒造場さんもその一つ…
でも、新型コロナウイルスの感染拡大をうけて蔵開きのイベントを中止することになり、そこで販売する予定だった限定酒も売り先が無くなってしまいました
そこで白羽の矢が立ったのが、全国にある取扱店!!
一年に一回、蔵開きの日に、酒蔵までいかないと買えなかったお酒が当店でも購入できることになったのです
そりゃあ…飲むしかないっすね☆
肉厚&骨太!!美味しい料理が食べた―――い!!
開封するときに「おっ!?」と思ったのはキャップ
いつものスクリューキャップじゃなくて、レトロな機械栓が付いています
コレ、自宅にあると便利なのよね☆
水を入れて冷やしておいたり、1.8Lサイズのお酒の詰め替えに使えたり…取っておいて損のないビンですね^^
まず香り…
どこか清涼感があって、涼やかなイメージがしますね
青りんごみたいな爽やかな感じ☆
口に含んでみると…
結構ボリューミー!!肉厚でぽってり感!!
がっちりした骨太感と、フレッシュな清涼感もいいカンジ☆
ほんのり辛み、余韻はちょっぴりビター
料理がおいしく食べれそうな予感です!!
めぼしいおツマミがなかったのだけど…
ちょっと夜遅かったこともあって、つまみは冷蔵庫の中にあった漬け物とかを引っ張り出してきました
あれこれ試してみるも、自宅にあったものではイマイチ…
「永山さんから送られてくる、かまぼことかにあいそうだよね!!」と妻が一言
そう、蔵のある山口県宇部市は”かまぼこ”の名産地
だからお歳暮にいつも”かまぼこ”を送ってくれるのです☆
宇部のかまぼこは、市販品と”歯ごたえ”がまるで違う!!
ブリッとした弾力で、噛むときに顎が押し返されるくらい
そんな宇部で生まれた名産品同士、合わないわけがない^^
『貴』のおかげで、蕎麦屋さんのメニュー表によく載っているアレ
「板わさ=蒲鉾を薄く切ってワサビと醤油を添えたもの」の美味しさを知った四代目(苦笑)
わさび醤油でピリッと辛みを利かせた「板わさ」とか絶対に合うなぁ…
きっと蕎麦にもあうし、豚肉の味噌漬けとか、漬け物とか…
しょっぱいものにもよく合いそうなお酒です☆
まとめ
『貴』を造っている永山本家酒造場の社長&杜氏である、永山貴博さん
親しい酒屋さんや蔵人仲間からは、その見た目から「ゴリさん」と呼ばれている彼
僕は恐れ多くて呼べないですけど…(苦笑)
そんな見た目とは裏腹に、繊細だけど芯のある味わいは日本酒ファンを魅了し続けています
彼の造るお酒は「原料である酒米」にたいして、並々ならぬ情熱を注いでいます
お米の違いがお酒の特徴となるように酵母などで操作できる、香りがフワッと立つ華やかなものじゃありません
おだやかに香り、コクのあるしっかりとしたタイプのお酒
だから『貴』は単体で飲むよりも、料理と合わせた時に本領発揮するような…引き立て役のようなお酒
そりゃ、メシウマなわけだ!!
こういう派手じゃないお酒はついつい陰に隠れがちなんだけど、料理と合うことを知ったらもう止められませんね☆
このお酒を飲むなら、『貴』を飲むなら、ぜひ料理と一緒にどうぞ!!
『貴 蔵開き限定酒 純米 生酒』は蔵に行かないと買えなかった!名産のかまぼこによく合う、メシウマな美酒なのでした☆
名称 | 貴 蔵開き限定酒 純米 山田錦 生酒 |
読み方 | たか くらびらきげんていしゅ じゅんまい なまざけ |
製造元 | 株式会社 永山本家酒造場 |
産地 | 山口県 宇部市 |
原料 | 山田錦100% 米、米麹 |
精米歩合 | 60% |
アルコール度数 | 16% |
日本酒度 | 非公開 |
価格(税込) | 720ml 1,500円 ※弊社販売価格 |