お知らせ

【新規取扱】『紀土』『鶴梅』が道北初進出|和歌山県 平和酒造株式会社

いつも当店をご利用いただきありがとうございます
四代目、土井優慶です

G.W.頃から準備を進めておりましたが、やっとお披露目できる日がやってきました

この度、かねてより交流のあった和歌山県の平和酒造『紀土』『鶴梅』の取り扱いが開始となります

これまで道内では札幌の桜本商店さん、銘酒の裕多加さん、帯広のにたいら酒店さんの3軒の酒屋でのみ購入することができました

私たち土井商店は道内4軒目、平和酒造にとって約14年ぶりとなる北海道の正規販売店となります

また同時に旭川および道北地区では初めての正規販売店となります

是非、旭川をはじめ道北の皆様にも広く楽しんでいただければ幸いです

※旭川市内だけでなく道内各地のスーパーにて、正規流通品ではない『紀土』『鶴梅』が定価を上回る価格で販売されています。正規流通品でない商品は香味が変質している可能性があるため、お近くの正規販売店で購入されることをおすすめいたします

【新規取扱】日本酒『紀土』と、果物のお酒『鶴梅』

和歌山県海南市にある酒蔵、平和酒造株式会社

もともと生産量の99.9%が紙パックを閉めていた酒蔵でしたが、現在の社長である山本典正氏が蔵へ戻り、大転換を図りました

「このままじゃマズイ」

酒蔵の現状や日本酒業界の課題を早くから認識し、自社の改革を行う上でまず優先したのは認知を広めるためのブランドづくりでした

生産量の99.9%が紙パックであった当時、日本酒で勝負しようにも無名の酒蔵では生半可な挑戦では淘汰されてしまう…

そこで自社で高い技術力を有していた『梅酒』を基軸にしたブランド展開を始める

これが後に大人気商品となる『鶴梅』の誕生でした

ブランド誕生後、すぐに始まった梅酒ブームが後押しし『鶴梅』は全国に知られていきます

梅酒事業で成功をおさめ、次に着手したのは日本酒の新ブランドの立ち上げでした

封建的で閉鎖的だった酒蔵の労働環境や、杜氏に依存しすぎる酒造りの在り方、旧態然とした組織感に疑問を感じ、季節雇用の杜氏制をやめ、通年雇用する社員による酒造りへと転換

酒造ノウハウのマニュアル化、酒造りにまつわるデータの共有とシステム構築、労働環境の整備…

今となっては当たり前に聞こえるかもしれませんが、それは当時日本酒業界にとって革新的なことでした

山本氏は家業に戻る前、京都大学を卒業したのちにベンチャー企業に数年勤務しました

時代の先を行く”前衛的な組織づくり”は彼自身がその時、学んだものでした

「個」を大切にした組織づくりによって生まれた『紀土(きっど)』は瞬く間に日本酒ファンに知られていきました

山本氏が目指す酒蔵の在り方は【ものづくりの理想郷】

山本氏が率いる平和酒造は、働く一人一人が酒造りに携わるなかで「人」を生かした組織づくりを重視しています

意欲的に働く人が、仕事から喜びを得られるように会社が全力でサポートするをモットーに、

すでに若手蔵人が自分の責任で酒を作り上げる”責任仕込み”や

ビール好きな蔵人の提案により立ち上げたクラフトビール『平和クラフト』も、その彼女が醸造責任者として部署を任されています

土井商店が『紀土』『鶴梅』を取り扱う理由とは

山本社長との出会いは今から10年ほど前、美瑛町にあった旧店舗を訪ねてくれた頃までさかのぼります

すでに破竹の勢いで成長を続けていた平和酒造でしたが、当時は製造量に限りがあり、既存の取扱店に商品を供給するのが精いっぱい

そのため銘柄取扱に関しては叶いませんでしたが、世代が近いこともあって、1~2年ごとにお会いしてはお話をする機会がありました

とくに話が大きく進んだのはここ3年ほど

会うたびにお互いの方向性が”同じ方向”であることがより鮮明となり、銘柄取扱についての検討が始まりました

私たちは【日本一お客様に近い酒屋】として、メーカーには出来ない手法でお客様にお酒の魅力を伝える

ネットショップをおかず、実店舗一つで、どうすれば多くの人たちを魅了できるか

とりわけ「日本酒を飲んだことがないユーザー」へ、どうすればその魅力に気づいてもらえるのか

土井商店は【実店舗特化】【既存ユーザーだけでなく新規ユーザーへのアプローチ特化】をめざした酒屋づくりをしています

一方、平和酒造はメーカーとして【積極的に話題をつくり日本酒の新たな扉を開く】ことをモットーにしています

若手の日本酒蔵の後継者を集めたイベント「若手の夜明け」は山本氏の起案によるもの

先日は若者のトレンド発信の中心地、渋谷区宮下公園にてサケイベント「SAKE PARK」を開催しました

梅酒ブランド『鶴梅』は2018年にはキットカットとのコラボ商品をリリース

堀江貴文氏が取り組む国産宇宙ロケットの燃料事業へも参画、海外の事業にも積極的にかかわり、ベトナムの新設酒蔵に技術指導を行っています

https://jp.sake-times.com/special/pr/pr_heiwashuzou_story005

平和酒造の取り組みはすべて【まだお酒の魅力に気づいていない人たちに振り向いてもらうため】だと彼は言います

私たちは活躍する場もスケールも違いますが、目指すものは一緒
それをお互いに再確認し、今回のお取引にいたりました

現在のラインナップ

紀土 KID

■ 紀土 KID 純米酒
□ 料理と共に楽しむ蔵のスタンダード。しっとり穏やかに旨さ広がり、料理との相性の幅広さが魅力
□ 1800ml 2,090円

■ 紀土 KID 純米吟醸
□ ライト&スムースな味わい、ふわりと上品に香り、締まった酸味と柔和な旨みがバランスよい
□ 1800ml 2,486円 / 720ml 1,243円

■ 紀土 KID 純米大吟醸
□ 老若男女が絶賛する蔵のベストセラー。甘美で優雅、フルーティな味わいはビギナーから玄人まで愛される
□ 1800ml 3,080円 / 720ml 1,540円

■ 紀土 KID カラクチキッド 特別純米
□ ドライなのに柔らか!紀土流辛口酒は柔らかさとググっと立ち上がる辛口感が心地よい、料理が2倍美味しいメシウマ酒
□ 1800ml 2,310円 / 720ml 1,155円

■ 紀土 KID 夏ノ疾風 純米吟醸
□ 爽やかな香りはまるでマスカット、駆け抜ける夏風がごとく、心地よい清涼感が感じられるキレよい夏酒、夏の季節食材と相性◎
□ 1800ml 2,640円 / 720ml 1,320円

鶴梅

■ 鶴梅 完熟
□ 飲み応えよりも飲みやすさ!甘味タップリなトロリッチ梅酒。濃密な梅の風味がフルーティに感じられるスタンダード
□ 1800ml 2,200円 / 720ml 1,100円

■ 鶴梅 柚子
□ いまでかつてない、ゆずの再現度!採れたて柚子果汁の質感をそのまんま、特徴を大切に封じ込めた人気の果実酒
□ 1800ml 3,190円 / 720ml 1,595円

■ 鶴梅 檸檬
□ ちゃんと酸っぱく!サッパリ甘い!レモンの果実感を大切に、キュッと効かせた酸味がついクセになりグラスもからっぽに
□ 1800ml 3,190円 / 720ml 1,595円

■ 鶴梅 夏蜜柑
□ 夏らしさ爆発!弾ける太陽の恵みが旨い!夏みかんの爽やかな酸味と甘みはまさに夏にピッタリな爽快な飲み心地
□ 1800ml 3,190円 / 720ml 1,595円