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【試飲レビュー】常山 荒磯 純米大吟醸 生酒

どうも、こんばんは!
四代目、土井優慶です

いやぁ…最近、記憶力が低下してきたのようで

公式サイトにアップした気になっていた【試飲レビュー】が実は更新されていなかった…ということに今日気が付きました(涙)

慌てて記事を書き始めている四代目は35歳

まだまだ年齢には負けませんよっ!

もう2週間ほど前になりますが、コレを飲んでいたのですよ!

わぉ!まるで東宝映画!!

福井県 常山酒造『常山 荒磯 純米大吟醸 生酒』

業界ではイケメン杜氏として知られる若手の常山晋平氏

彼も私も、昭和59年生まれ
これからの日本酒業界にとって無くてはならぬ人物でございます

彼が手掛ける『新生・常山』として取り組むラインナップには、こんなかっちょいいラベルのお酒が発売されていたのでした!!

まるでスカジャン!なかなか男気デザインだ!!

酒蔵からの案内文によると…

“冬の荒々しい日本海を表現した冬季限定品”

おお…なるほど!!

これは昔懐かしい東宝映画の「波がザッパーン」のようなイメージってことか!!

コレは期待感高まるっ!!早速飲んでみましょうか!!

※冬季限定品と蔵元HPには記載がありますが、当店では春でも絶賛発売中!

東宝映画のオープニングが脳内再生!?

まず香り…

鼻を近づけると、プチプチとガスの弾ける”しぶき”が鼻に清涼感をアピール

もうこの時点で、冬の日本海(笑)

爽やかで、青りんごのような清涼感のある香り

口に含んでみると…

シュワっと爽快なガス感が舌の上を駆け抜ける
まるで岩肌に打ち寄せる波しぶき!!

ホロッと苦くて、爽やかな辛口

不思議なことに、それが波のように何度も押しては引いて…を繰り返す

「こりゃ確かに、冬の日本海だわ」

爽やかなビジュアル系にはこの料理!!

福井といえば…越前ガニが有名
カニじゃないが、同じ甲殻類でいってみよう!

海老とスナップエンドウの炒め物をチョイス!

ん~、旨い!!

エビのまるっとした甘味に、爽やかな辛さと苦みがベストマッチ

やっぱり海をイメージしたお酒だから、海の幸には相性いいのね

ラベルをよーく見てみると、鯛が描かれているではありませんか!

きっとお寿司…とくに昆布〆の白身魚に合いそう

和食屋さんやお寿司屋さんにあると、嬉しいですね!!

まとめ

このお酒を飲んで感じた大切なこと

ラベルはとっても大事!!

業界ではまだまだ若手の常山氏だからこそ、中身だけじゃなく、デザインにもこだわったのかな?

僕ら世代には、CDや漫画をジャケ買い(中身を見ずにデザインだけで買い求める)タイプの人っているもの

僕もその一人!

日本酒をこれから飲む人たちには、飲む前から味わいを想像するのってすごく難しい

たぶんビギナーさんにとっては、お酒を買うための情報って「ラベル」と「価格」くらいでしょ?

そんなときに…

「あ、このお酒はきっとこんな味がするんだろうな…」
「なるほど、だからこんなラベルなのか!」

となれば、いいんだけど

「あれ、見た目と全然違うなぁ、この味」

ってなっちゃったら、元も子もない

中身(あじわい)と外見(ラベルやデザイン)が合致していないと、なんだかチグハグな感じがするもの

この『常山』はただ美味しいだけじゃない…

でもそれ以上に、頭の中で「波ザッパーン」がビジュアル化できる旨さとデザインに惚れ惚れしちゃいました!!

これって、すっごく素敵なこと!!

『常山 荒磯 純米大吟醸 生酒』は昔懐かしい東宝映画のような、波しぶきブシャーな美酒でした!!

名称常山 荒磯 純米大吟醸 生酒
読み方じょうざん あらいそ じゅんまいだいぎんじょう なまざけ
製造元常山酒造 株式会社
産地福井県 福井市
原料福井県産 五百万石100%
精米歩合50%
アルコール度数16~17%
日本酒度不明
価格(税込)1800ml 3,960円 / 720ml 2,200円   ※弊社販売価格