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【試飲レビュー】広島県 金光酒造 『賀茂金秀 辛口夏純米』はどこか懐かしい…アレが脳内自動再生!?まるで○○○○○な爽快夏酒!!

こんばんは!
四代目、土井優慶です

やっと北海道に春が来た!
けど、すでに酒屋さんの棚は夏模様~(苦笑)

青や水色を中心とした「夏酒」のラインナップの数々…

季節の先取り、早過ぎはしませんかね

とはいいつつ”ハツモノ”が好きな私は、毎年コレを一番最初に飲むのです☆

NIPPONの夏、KINSYUの夏

広島県 金光酒造 『賀茂金秀 辛口夏純米』

今年はラベルデザインを大幅にリニューアル!!

春酒もそうでしたが、ちょっぴりカジュアルなテイストに切り替わっております☆

この『賀茂金秀』は日本酒ファンの中では知る人ぞ知るお酒

蔵の規模が小さく、製造量が極めて少なかったのでムーブメントになるような爆発的な大ヒットとはならず

しかしジワジワとファンを増やしていった15年

…というか、製造量まで追いついていたら”化け物クラス”の人気銘柄になっていたこと間違いなし!!

でも、その実力はすごいんです!

広島県は西の酒処、西條を有する銘醸地

著名な広島の酒蔵と酒屋の有志が集う勉強会で、

『賀茂金秀』はブラインド・テイスティングで首席!!

ブラインド=目隠し(瓶にカバーをかけてラベルやお酒がわからない状態)

イスティング=利き酒(味わいの評価をする)

同業のプロたちも認める実力派でございます☆

そんな『賀茂金秀』の”夏酒”を早速飲んでみましょうか^^

なんだ、このすがすがしさは!?

スクリューキャップをキリキリッとひねると、プシュッ!

ガスの抜ける”美味しそうな音”が聞こえてきます^^

まず香りは…

清涼感あふれる爽やかな香り

あえて表現するなら、青りんごかしら?

口に含んでみると…

ジュワっと舌の上を駆け抜ける爽快なガスの刺激!!

思ったよりもシュワッとしたのに驚きました

甘さをそぎ落として、確かに辛口☆

ん~、でも“辛さ”というよりも”ドライ”といった方が端的かも!

ボリューム感もキュッと締まってて、

余韻までスッキリ&サッパリ軽やか~^^

これは…子供のころ無性に飲みたくなったラムネそのもの!!

ただし、これはアダルティーな無糖ラムネ…暑い夏の大人のお楽しみですね(笑)

以前のラベルよりも、今のニューデザインの方が”味わいのイメージ”がしっくりくる☆

見た目と味わいにギャップがないから、一口飲んで思わずニヤついてしまった午前0時17分(笑)

初めは「えーなんでこのラベルなの…」とちょっぴりガッカリしたなんて、決して酒蔵さんには言えないけど(ボソッ)

一口飲んだだけで

「そうそう、コレだよコレ!!」

首が取れるくらい頷いちゃった『賀茂金秀 辛口夏純米』、今年の夏が楽しみな一本です☆

せっかく夏らしく楽しみたいなら…

冷やしキュウリをモロキューにしてバリボリっとまるかじり

外焼肉なら、ちょっぴりカリカリになったトントロとかホルモンとか…

もちろん塩味ね!!

なんだか、お祭りやBBQみたいな風景がポンポン頭に思い浮かんでくるお酒です☆

しかし…なんだろう、この感覚…

一口飲んだ時のこの懐かしさは一体なんだろうか?

!?

あれだ!!

井上陽水さんの『少年時代』の冒頭のワンフレーズ

なぁーつがぁすぅぎー、かぜぇあざみぃ♪

“暑い夏の午後の景色”がBGMとともに脳内自動再生されてきます

その景色には…モクモクと厚い入道雲が目に移ります

ああ、やっぱりこのお酒、すごいかもしれない!!

皆さんもこんな面白体験してみたらどうでしょう??

広島県 金光酒造 『賀茂金秀 辛口夏純米』は少年時代が脳内自動再生!?まるで”無糖ラムネ”な爽快夏酒!でした☆

名称賀茂金秀 辛口夏純米
読み方かもきんしゅう からくちなつじゅんまい
製造元金光酒造 株式会社
産地広島県 東広島市
原料八反錦100%
精米歩合60%
アルコール度数15%
日本酒度+7
価格(10%税込)1800ml 2,750円 / 720ml 1,485円  ※弊社販売価格