こんばんは!
定休日明けのドタバタで、気が付いたら夜になってました…
どうも、四代目 土井優慶です
月曜の夜、ちょっぴり遅い時間に帰宅したら、妻も娘もすでに就寝中…
コソコソ物音立てずに、利き酒したのはコチラ!
レトロなラベルだけど…
茨城県 府中誉 『太平海 純米 おりがらみ 本生』
ラベルは地味だが、酒はめちゃウマ!!
ホントね、ラベル次第では間違いなく人気酒になるんだけど…
この蔵から発売される限定品は…いつも酒屋同士で奪い合い!!
極端に大量に造らない蔵だから、酒屋さんの希望数量も大体削られちゃう…(涙)
でも、それっくらい美味しいお酒が多いのです
ちなみに府中誉さんでは『太平海』『渡舟』という2種類のお酒のブランドを造っております
特に『渡舟(わたりふね)』は当時絶滅寸前だった”短稈渡舟(たんかんわたりふね)”という酒米を使ったことで有名になりました
今日はその『太平海』の春の限定品…ってわけです
早速飲んでみましょうか!!
シュワッとして、じわーん
香りの話をする前に…
スパークリングではないけれど、結構ガス圧強め!
栓を覆っているアルミカバーを外すときは、念のため栓を抑えた方がいいかも…
香りは…梨のようなジューシー&瑞々しい香り
んー、香りをかぐためにグラスを鼻に近づけたら…プチプチ弾けるしぶき(笑)
口に含んでみると…
シュワっと!!むしろジュワっと!!やっぱりガスの爽快感が、すごい!!
爽快感に気を取られがちなんだけど、そのあとに「じわーん」って旨さが押し寄せる
派手じゃないんだけど…
むしろ地味なんだけど、それがいい!!
オリがらみだから、さっきの爽やかさにシルキーな舌触りがプラス
ちょっぴり苦い余韻もなんだかクセになりそう
オリがお酒に絡んで口に入ると、ふっくらじんわり、旨さが染み渡る
あー、いい酒だ、こりゃ(笑)
まさかの相性!
グリコ 『コメッコ ホタテ味』!!
帰宅したら、居間のテーブルの上に放置されていた我が娘のお菓子(笑)
出来心から、ちょっとお酒と合わせてみましたが…
やめられない止まらない~!
コメッコのホタテ味は醤油ベースの味付け+ホタテの貝柱の風味
『太平海』のマイルドな旨さと苦み
『コメッコ』のホタテ特有のエキス
ヤバ旨な組み合わせになってしまった!
気が付くと、中身がすっからかんになってしまったようだ
明日はおとなしく娘に怒られるとしよう…
まとめ
『太平海』『渡舟』を醸す山内氏のもとには、彼の熱心な姿勢に打たれて、自社で応用できるヒントを探しに来る同業の蔵元も多いそう
業界で話題の「窒素充填機」もいち早く導入し、その視察に来た酒蔵でも導入が決まったり…どこかは言えませんけどね(笑)
※窒素充填機は、瓶詰め時に生じるわずかな空気を窒素に置き換え、お酒の酸化を防ぐ”超高額”な装置…
それくらい研究熱心な杜氏のもとで造られた『太平海』だから
地味な味わいでも、古臭さはまったくない!
むしろ身体にじわーんと染み入り、疲れを芯からほぐしてくれるような味わいが魅力
この「おりがらみ本生」には、春の山菜のソテーやお浸し、天ぷら、開きホッケ、ツブ貝の炭火焼き…
山の幸・海の幸問わず相性が良さそうな予感がします
ホタテのバター醤油焼きもピッタリですよ、きっと(笑)
僕は”炉端焼き”のお店で、しっぽりやりたいです!!
料理とお酒を合わせて、明日への生きる活力がみなぎってくるような美酒でした^^
名称 | 太平海 純米 おりがらみ 本生 |
読み方 | たいへいかい じゅんまい おりがらみ ほんなま |
製造元 | 府中誉 株式会社 |
産地 | 茨城県 石岡市 |
原料 | 五百万石 |
精米歩合 | 55% |
アルコール度数 | 15% |
日本酒度 | 非公開 |
価格(税込) | 1800ml 3,025円 / 720ml 1,507円 ※弊社販売価格 |